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2023/02/15 11:21




家族で北へ移住して、早いもので3回の季節が廻りました。


先日、友人との会話の中で、ローカルの面白さのひとつに「ハードルの低さ」があるという言葉があり、確かにそうだなぁと。
とはいえ、ローカル育ちだとローカルのよさにある意味鈍感です。


実際に、移住してからも自分が生まれ育った場所への気持ちが二転三転しています。

引っ越した当初に感じた安心感
10年ほど離れていたとはいえ、勝手がわかっている土地での暮らしの居心地のよさ。家族のサポートをはじめ、「おかえり」「よぐ帰ってきたね」の周囲の温かさを感じながら過ごせたありがたみ。

でもだんだんと日々の生活に慣れてくると、この土地の変わらなさが嫌になったり.つまらないなと感じたり.
ここでずっと暮らすのかな..?とちょっと嫌になったりして。


さいきんは恐ろしいほどにメリハリのあるこの土地の四季が面白いなぁと面白い寄りの思考ですが、結局ローカルをたのしめるかどうかは、ちいさなことに、ちいさくてもしあわせを感じられるかどうかなのかも。


きょうは雪が少ないねー、晴れ間がうれしいなぁ

素直に厳しいと言える冬の住環境の中、そんなことでちいさなしあわせを確かに感じます。


あとさいきん、こんなに新鮮な野菜がこんなに安く買えた!と、さらにちっぽけなことがものすごくしあわせ。些細なことですが、いろんな場所でたくさん野菜を買い込んではひとりでほくほく。

日常はだいたい単調なできごとの繰り返しだけど、どんなことでも細かく良いなと思えればちょっと豊かな気がします。



性根からLOCAL.




shiki